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公開日:2023/06/08

KARTE

カルテの画像

最近は多くの方がパソコンやスマホを持つようになりました。それにともない、顧客のデータなどもデータ化されるようになってきましたが、ノウハウがないので昔からのデータがたくさんあるのに活用できていないという場合もあるでしょう。今回は、顧客データの検証や統合を行っているKARTEについてご紹介します。

KARTEとはどういうもの?

KARTEは株式会社プレイドの事業のひとつです。KARTEは、顧客体験プラットフォームツールとして開発されました。

「データによって人の価値を最大化する」という目標をかかげ、テクノロジーやデータを活用し、人々の感情や行動を分析理解するなかでうまれる価値を、世の中に増やしていくことが不可欠であるとし、顧客体験プラットフォーム事業を中心に事業を拡大しています。

KARTEでできることとは

KARTEでは、顧客のさまざまなデータを活用することで、事業の成長や効率アップなどをサポートします。どんなことができるのか解説します。

顧客の行動を分析する

KARTEInsightというリアルタイムの解析エンジンを活用することで、今現在の顧客の解析、分析ができます。顧客がどのページを見ているのか、何回見ているのかなどの特徴もデータ化でき、なぜそういった行動をとるのか、売上につなげるのはどうすればよいかを考える有益なデータになるでしょう。

また、顧客のデータを集めることで、データをグループ化することも可能です。好きなものや年齢、行動などで柔軟にグループ化できるため、グループごとにあったサービスを考えることもできます。

データを分析することで、ウェブサイトをはじめて閲覧している方などに対して、ウェブチャットを表示させるなどし、先回りして行動することで、気配りの利いたウェブサイト運営ができるようになるでしょう。

顧客体験を時間する

セッションリプレイという機能では、顧客の実際の動きを動画で見ることができます。顧客に向けて、たくさんの情報を提供したい、少しでも興味を持ってほしいなどの思いを詰めこんだウェブサイトなのに、思ったよりも反応が悪いと感じたことはありませんか?

もしかしたら顧客から見ると、ポップアップが邪魔でウェブサイトを見る気がなくなっているかもしれません。また、会員登録画面が入力しにくく、登録をやめてしまっている場合もあります。

顧客が実際にどこをクリックしているのか、スクロールしているのかを動画で見ることで、顧客目線のウェブサイトへのストレス面を減らせます。もちろん、パスワードやカード情報といった個人情報はマスキングがかかるため、セキュリティがしっかりした状態でデータを利用できます。

データを連携する

KARTEDatahubという機能を活用すると、顧客のデータを統合できます。社内、社外に点在している散らばったデータを統合することで、一つひとつのデータでは活用できなかったデータでも分析、可視化などを行うことで、有用なデータとして活用できるようになります。

データを統合することで、たとえばウェブサイトと実店舗での行動を連携し、お得なクーポンを配布するといったサービスを行うことができます。

有効な配信方法をサポート

KARTEで分析したデータをもとに、どんな方法で顧客に連絡をとるのが最適かを分析することで、有効なメッセージの配信方法やタイミングをはかります。

すべての連絡をメールで行ったとしても、顧客がメールを見ないようでは意味がありません。KARTEを活用すれば、メールを未開封の顧客には、SMSで再連絡を行うなどの設計が可能です。

KARTEの導入事例とは

KARTEは企業にどのように導入されているのでしょうか。導入事例を知ることで、自社での導入方法もイメージしやすくなるでしょう。

人材サービスでの導入事例

人材サービスの利用者の状況は人それぞれです。いますぐに転職したいのか、よい求人があれば転職したいのか、特定の分野に絞って就職活動をしているのかなどは人によって異なります。

そのため、全員に同じコミュニケーションを行っても響きません。KARTEを活用することで、利用者によって最適なコミュニケーションを行い、人材サービスの利用者アップや満足度アップにつなげます。

ECサイトでの導入事例

サイトを見ている顧客に対し、KARTEのデータを活用することで、性別や年齢、どんなものを好んでいるのか、困っているポイントはどこか、購入をやめてしまったのはなぜかといった細かな分析ができます。

分析結果から、顧客の理解を深めることで、サイトのストレスを取り除いたり、便利で魅力的だったりするポップアップを表示し、顧客の購買意欲を高めます。

不動産、住宅情報での導入事例

KARTEのデータを活用することで、不動産サイトのどんな来訪者が、不動産情報に高い興味を持っているのかを割り出します。見込み客を顧客にするため、どのタイミングでどの連絡手段でコミュニケーションを取ればよいのかを設定し、物件契約まで導けるようにします。

まとめ

多くの企業でパソコンを使った業務が当たり前になりましたが、昔からある顧客のデータを有効活用できているでしょうか。ただデータを保管しているだけでは役に立ちません。KARTEではデータを統合、分析などを行い顧客に対しての最適なコミュニケーションへと反映します。

適切なコミュニケーションをとることで、顧客の満足度を高める、離脱を防ぐといった効果が期待できるでしょう。顧客のデータはあるけれど活用できていないという場合はKARTEを利用してみてはいかがでしょうか。

KARTEの基本情報

会社名株式会社プレイド(PLAID, Inc.)
住所 〒104-0061 東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 10F

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