Web検証ツール/サービスおすすめ7
公開日:2023/06/08 最終更新日:2023/06/23

内部SEO対策ツールおすすめ8選

SEO
ココに注目!

自社サイトを検索上位に表示させるため、SEO対策は必須と言えます。すでに、SEO対策としてデータの収集や、分析を行っている方もいるでしょう。そこで「手作業では効率が悪い」「とにかく時間がかかる」とお悩みの方は、SEO対策ツールを利用するのがおすすめです。手作業では難しい作業も効率的に、確実な検索順位アップが目指せます。

当記事では、Googleが提供している公式ツールを4選、無料の内部SEO対策ツールを2選、そして、網羅的なチェックと改善を可能にするおすすめの有料ツール2選を厳選紹介します。

Googleアナリティクス

 Googleアナリティクスのメイン画像

Googleアナリティクスの基本情報

会社名Google LLC
住所Corporation Service Company,2711 Centerville Road,Suite 400Wilmington DE 19808,USA

高機能でありながら無料で使えるアクセス解析ツールとして、SEO対策、Webサイトの分析、パフォーマンスの把握など活用する人が多いGoogleアナリティクス。Googleのアカウントを取得すれば、誰でも利用できます。登録されたWebサイトのユーザーの行動から、訪問したページ、どのページから来たか、どの端末からアクセスしたか、また目標達成に結び付いたキーワードなど、多様な分析からサイト運営者が知りたい、サイトの細かな情報を得られるのがこのツールです。

企業はこれらのデータをもとに、人気の商品や、サイトを訪問する人の年齢層・性別を把握し、マーケティング戦略やWebサイトの設計に活かせるでしょう。サービスのターゲットを絞る、自社サイトの弱点を知ることで、サイトそのものの改善や、新たな商品開発にもつなげられます。

また、Google広告やGoogle Search Consoleと連携して活用することも可能です。しかし、このような充実した活用法や機能がある一方で、アクセス解析の初心者には確認項目が多く、使いづらい面があるかもしれません。また、公式マニュアルがないため、各自で操作方法を学び、機能を理解しながら、使いやすいようカスタマイズする必要があるでしょう。

Google Search Console

Google Search Consoleのメイン画像

Google Search Consoleの基本情報

会社名Google LLC
住所Corporation Service Company,2711 Centerville Road,Suite 400Wilmington DE 19808,USA

Google Search Consoleは、Googleアナリティクスではできない、検索結果におけるサイトのパフォーマンス分析ができるのが特徴です。Googleアナリティクスと同様に、Googleが提供するツールの一つで、無料で利用できますが、あくまでもGoogle検索に特化したツールです。

yahooなど、他の検索エンジンのパフォーマンス分析はできない点には注意が必要でしょう。Google Search Consoleを使ってできることとして、Google検索エンジンにおける表示回数や掲載順位の確認、Webページが抱える問題点の把握、サイトへの流入キーワードの確認、モバイル表示での見え方の確認といったものが挙げられます。サイト運営にあたっては、商品の販売や商品の認知・拡大といった目的があるでしょう。

そこで必要なのが、検索エンジン経由でのユーザー獲得です。検索順位が高い方がクリックされる傾向にあるため、Google Search Consoleを利用して、検索順位上位を狙うにはどんな行動が必要かを分析します。また、サイト管理者としてはウイルスチェックや、サーバーエラー、ペナルティといった問題がないか調べるためのツールとしての活用も有効でしょう。

Lighthouse

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Lighthouseの基本情報

会社名Google LLC
住所Corporation Service Company,2711 Centerville Road,Suite 400Wilmington DE 19808,USA

Lighthouseもまた、Googleが提供するWebサイト分析と診断を目的とした、Google Chrome拡張機能です。導入方法も簡単で、無料で利用できるため、Webサイトの改善やSEO対策にはぜひ活用したいツールでしょう。Lighthouseは簡単にいうと、サイトの評価を確認できるツールです。

検索エンジンにおいて上位表示させるためには、ページの表示速度のほか、ページにアクセスするユーザーに対し、正確にページが表示されているかどうかといった、Webサイトの使いやすさに対する評価も非常に重要です。Lighthouseの機能を利用することで、コンテンツの改善方法を把握し、課題を明確にすることが可能になります。

具体的には、サイトのページスピードを評価するPerformance、サイトがPWA化に対し最適化されているかを評価するProgressive Web App、サイトが訪問者・検索エンジンのクローラーなどに対し、作りが適切かどうかを評価するAccessibility、パフォーマンス低下に影響している要素や、品質を向上させるためのアドバイスの確認ができるBest Practices、HTTPステータスコードが正常であるかといったSEO、の5つのチェック項目があります。

0点から100点満点のスコアでサイトの評価が行われ、スコアが低いものはサイト改善の余地があると考えられるので、改善施策を練る必要があるでしょう。

PageSpeed Insights

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PageSpeed Insightsの基本情報

会社名Google LLC
住所Corporation Service Company,2711 Centerville Road,Suite 400Wilmington DE 19808,USA

PageSpeed Insightsもまた、Googleが提供する無料のツールです。個人、法人問わず利用できます。使い方はとてもシンプルで、URLを入力することで、Webページの表示速度がスコアで表示されます。

また、表示速度は0点~100点満点の数字で表示されるため、良し悪しの判断がしやすく、同時に改善ポイントのアドバイスも表示されるのが特徴です。パソコンだけでなく、モバイルサイトの分析も可能となっています。また、URLさえわかれば、どんなサイトでも析ができるので、気になるサイト、競合サイトの分析・比較にも役立つでしょう。

表示速度は、サイトの読み込み・応答スピードがSEOに大きく影響を与えるため、SEO対策としてとても重要な要素です。また、最後まで読まれるのが理想的なサイトとされ、表示までに時間がかかるサイトは、使い勝手がよくないと判断されて、多くの人が途中で離脱してしまいます。

これはユーザーの満足度低下につながり、直帰率・離脱率が上がったり、CVやPVにも影響を与えたりすることにもなるため、改善が必要となります。さらには、サイトを巡回し、検索順位を決めるための要素を収集しているロボットであるクローラーにも影響を与え、インデックスに表示されにくくなる可能性が高まります。

読み込みスピードは自社サイトの管理において、あまり目が向かない部分ですが、PageSpeed Insightsを利用すれば簡単に診断結果がわかり、同時に改善点もわかります。SEO対策には必須のツールと言えるでしょう。

Link Explorer

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Link Explorerの基本情報

会社名SEOMoz, Inc
Moz SeattleDowntown Seattle 1752 NW Market Street #4073 Seattle,WA 98107

Link ExplorerはSEO対策の業界においては知名度の高い、アメリカのMoz社が提供する、被リンクを調査するツールです。会員登録不要で、1日に3回までの検索であれば、誰でも無料で利用できます。

また会員登録すれば、検索回数に上限なく使用が可能ですが、アメリカのツールであることからすべて英語表示で、日本語表示はされないことには注意が必要です。Open Site Explorerでは、被リンクに関する多様なデータを入手できます。

被リンクとは、ほかのサイトから貼られたリンクのことで、検索順位を決める要素のなかでもとても重要なものです。Google Search Consoleでは、自社サイト以外のデータにはアクセスできませんが、Open Site Explorerではどんなサイトでも調査ができるため、競合サイトとの比較、アンカーテキストやドメインを調べる際にも有効です。

比較することで、競合サイトにあって、自社サイトにないものが明確にわかるでしょう。調査では、リンクを受けているドメインの総数、リンクの総数が表示されます。また、独自の指標・スコアが使われており、自社サイトのSEO対策についての弱点や、対策を練る指標になります。

質の低いリンクを取り除き、質の高い被リンクだけを集めることで、検索エンジンからの評価を得られるため、検索順位をアップに繋がるでしょう。

Screaming Frog

Screaming Frogのメイン画像

Screaming Frogの基本情報

会社名Screaming Frog Ltd
住所6 Greys Road Henley-on-Thames Oxfordshire RG9 1RY UK

規模の大きなサイトになると、サイトの構造を目視で確認・把握するのは一苦労ですが、SEO対策に自社サイトの構造把握は非常に重要です。Screaming Frogは、イギリスの企業が開発したソフトで、本番環境だけでなく、テスト環境であっても使用でき、サイトの移転やサイト診断・改善、フォローなどに役立ちます。

また無料版と有料版があり、多様な観点からのSEOチェックができるツールです。有料版は年間約24,000円と、比較的リーズナブルに利用でき、無料版よりも高度な機能を使えるため、深い分析をしたい方は無料版の試用後、有料版へ変更するのもよいでしょう。

自社サイト、競合サイトの分析も可能で、取得した情報はリスト化してエクスポートすることもできます。Screaming Frogにはサイトをクローリングすることで、内容が重複したタグを見つけたり、エラーページを抽出したりするほか、リダイレクトしているURLの表示、XMLサイトマップの生成、といったさまざまな機能があります。

SEO対策だけでなく、サイト内の小さなミスの発見も簡単に行えるので、サイト管理者の作業効率も上がるでしょう。一方、Screaming Frogを使う上で注意したい点は、サイト分析にスクレイピングというデータ収集方法を取っていることから、サーバーに大きな負担がかかる点です。

サイトの規模が大きくなるほど、サーバーへの負担が大きくなり、サーバーエラーによるクロールの失敗や、サーバーが落ちてしまうこともあります。

また、日本語には対応しておらず、分析内容の理解に苦労する方もいるかもしれません。このようなデメリットもありますが、大規模な自社サイトを管理している会社、SEO分析に時間がかかっている会社などには、定期的なサイトのチェックや改善作業を効率化するたいへん有益なツールでしょう。

Zig-zag

Zig-zagのメイン画像

Zig-zagの基本情報

会社名株式会社 EgoDiva / EgoDiva inc.
住所〒160-0022 東京都新宿区新宿2丁目8−3AOIHOUSE SHINJUKU 10F(受付)/11F

東京に会社をかまえるEgoDivaが提供するWeb検証ツールZig-zag(ジグザグ)は、5分でサイトを検証・問題点を可視化するスピード検証が特長のツールです。WebへのアクセスのしやすさであるWebアクセシビリティを意識したWeb制作は、SEO対策にもつながるものです。

そこで、Webアクセシビリティに自社サイトがどれくらい対応できているかを検証できるのがZig-zagです。Zig-zagでは、サイトのトップページのURLを入力するだけで診断作業が自動で行われます。もちろん、自社サイトだけでなく競合サイトの検証も可能です。

Zig-zagで検証できるのは、クオリティ、アクセシビリティ、SEO、コンテンツ、レイアウトの5つの項目です。検証結果はパソコンとインターネット環境があれば、いつでもどこでも確認できるため、リモート環境にあっても、スタッフ間で検証情報の共有が可能です。

検証結果はスコアとして可視化され、改善点が項目ごとに何件あるのかが数字で表示されるため、一目で改善すべき点がわかります。また、検証と同時にサイトマップを作製、CSV形式で出力したり、結果をCSV形式でレポート出力したりすることも可能です。

端末に負担をかけずに検証データを蓄積、閲覧ができるでしょう。Zig-zagは無料ツールではありませんが、3か月プランであれば1か月100ページの検証ができて30,000円で利用できます。

文字揺れや誤字チェック、SEOスコア、ソースコードチェック、表示崩れチェック、ユーザビリティチェックまで多様な機能が備わっている点からも、有料ではありますが、使用してみる価値は高いと言えるでしょう。

ミエルカSEO

ミエルカSEOのメイン画像

ミエルカSEOの基本情報

会社名株式会社Faber Company 
住所〒105-6923 東京都港区虎ノ門4-1-1 神谷町トラストタワー23F(受付)
電話番号03-5545-5230

17年で1,700社以上の会社が導入してきたミエルカSEO。SEO対策とサポートが充実した人気のSEOツールです。「自社でそれなりにSEO対策をしているけれど成果が出ない」「ノウハウがなくて何をどうしたらよいかさっぱり…」というサイト運営者に、問題点をわかりやすく分析結果を提供、具体的な施策に導きます。

ミエルカSEOは、AIを使ったキーワードの自動分析が特徴の一つです。また分析結果は、わかりやすく可視化している点も大きなポイントです。数字や表が並んでいるだけではわかりにくい分析結果も、視覚的に理解できるので、SEOに詳しくないサイト管理者にも改善施策が明確にわかるでしょう。

さらにミエルカSEOで利用できる機能は、非常に多彩です。ユーザーの検索意図分析や共起語の解析、著作権侵害を防止するコンテンツのコピーチェック、アクセス解析ではわからないスマートフォンやタブレットのユーザー行動を可視化するヒートマップ機能など、コンテンツ作成に役立つ機能が充実しています。

ユーザーのニーズを把握し、サイトへの流入を増やす、解析結果から課題を見つけ、解決するといったことが短期間で実現するでしょう。また、新機能として直接デジタルマーケティングのプロに相談ができる人的サービスも開始しました。悩んで作業が止まってしまう…という方は気軽に相談することで、すぐに具体的な解決策が得られ、時間の節約になるでしょう。

まとめ

今回、おすすめの内部SEO対策ツールを8つご紹介しました。このようなツールを活用することで、業者に依頼せずに自分でSEO対策ができるのは便利です。今回紹介したもの以外にもツールはたくさんあります。SEOツールを選ぶときには、活用目的を明確にしてから決めるとよいでしょう。また、無料ツールは機能が限定的なものが多いため、一つだけでは対策として不足する部分があるでしょう。いくつか組み合わせて利用するという方法もありますが、有料ツールであれば多彩な機能を利用して、多くの悩みを一度に解決することも可能です。また多くはサポートサービスが付いているので、ツールが使いこなせるか心配な方にもおすすめです。無料体験から始められるツールもあるので、ぜひうまく利用ながら、サイト向上を目指しましょう。

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サービス名Zig-Zag(ジグザグ)Siteimprove(サイトインプルーブ)インフォ・クリエイツEGテスティングサービススタジオ エスアンドシーミツエーリンクスインフォアクシア
特徴Webサイト制作を効率よく進め、人的コストを軽減できるWeb検証ツール最適なコンテンツで品質向上につなげるWebサイト品質管理ツールウェブアクセシビリティ推進で、情報バリアフリーを実現するサービス充実したテスト内容と経験豊富なスタッフで高品質なサービスを提供専門的な知識を持ったスタッフによる、Webサイトのサポートが受けられる継続的改善を実現するプラットフォーム構築から運用までをサポートするウェブアクセシビリティに関するコンサルティング全般を請け負い、企業を支援
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